半期を終えて
6月末というとあちこちで「今年も半分終わった」という声が聞こえてくるんだけど、当社は12月決算なので業務上も半期を終えたことになります。半期決算作業は行っていないので月次試算書ベースでの数字でいえば、売上高は前年同期比3%増、経常利益は5倍になっているんだけど1年前の数字が1ケタ万円なので金額的には微増といった感じですね。
ちなみに昨年は1~4月が好調、5~9月が絶不調で1年を通してはやや赤字といった決算でした。もともと世間様でいう年度末(1~3月)が繁忙期で4月以降夏場は閑散というのが例年のパターンなのですが、去年はその傾向が色濃く出過ぎて後半苦しかったです。今年も4~5月はやや落ちたのですが6月に持ち直して、今月以降新規の仕事が入ってくる予定もあり、おかげさまで暑いというか熱い夏を見込んでいます。
受注が増えて困るのはキャパシティを越えた仕事量になること。例年年度末はパンパンになるのですが夏場の落ち込みが怖くてこれまで人を増やすことが出来ずにいました。しかし今年は、上でも述べた通り夏場も一定の仕事量が確保できそうな見通しなので、何年振りかの増員に踏み切りました。新しい仲間は今月入ってくる予定で、楽しみにしています。他に、仕事の効率を上げるべく、少し纏まった額の設備投資をします。老朽化した機械の入れ替えを機に、能力増強もやります。この度チャレンジしたものづくり補助金は残念ながら採択されませんでしたが、取引金融機関のご理解も得て、お盆明け以降新設備が使えるようになる見込みです。この増員と設備投資で、年度末のオーバーワークが少しずつでも解消されるよう取り組んでいきます。
どちらかといえば辛いこと、苦しいことの多かった平成の時代を終え新しい令和の時代に入り、最初の決算は是非とも良い結果を出したい、そして社員と一緒にまたこれから力強く歩んでいきたい、その為に、ここからの半年間は当社にとって正念場です。頑張っていこうと思います。皆さまこれからも宜しくお願いいたします。
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